小田急1300形は4両が在籍していて、その前身はそれぞれ結構複雑です。
私が1300形を見ることが多かったのは、昭和40年代前半の朝の江ノ島線でした。1200形や1400形の3両編成に1300形が1両付いてアルミサッシの窓と両開きの扉が目立っていました。そして新聞電車専用となって後に荷電、配送に変わっていき1984年に職を失いました。
4両の内、デニ1001、1302、1304は1984年以降に解体されましたが、1301は東急車輛製造の牽引車モニ105になり、2パンタ化されて塗装も茶色に前面ゼブラ塗装化されて、ちょっと昔の小田急時代を彷彿する姿になりました。1303は海老名検車区に持ち込まれて、以下の画像の通りに保存か?に見える形で放置されていました。
残念なことに、1991年に解体されてしまいました。
この下の画像は、1985年9月8日に撮影したものです。いつ頃此処の場所に移動されて、何の目的だったのか定かではありませんけど、明日アップする画像と併せて見ると保存の意思もあったのかなと思っています。


昔の茶色の塗装に戻った1300形を見たかったです。