そして、8月末になると「夏休み最後の日曜日、湘南海岸は最後の夏を楽しもうと・・・」というニュースが必ず流れて、また夏休みが終わるなぁなんて何度も思ったものでした。
そんな小田急江ノ島線には夏になると快速急行(元祖です)なる列車が片瀬江ノ島、新宿の特製方向幕を出してやってきました。私がもの心ついてから見た元祖快速急行は○急板に特別な方向幕でHE+ABFM6連、1800+4000の5連、NHE6連など、普段は江ノ島線に見られない車両が大挙して来たのです。
その快速急行を撮影出来るチャンスがやっと来たと思ったら、快速急行は普通の臨時急行になってしまいました。なので2003年のNHEの旧塗装の元祖快速急行の演出は涙モノでした。
今回のご紹介は、快速急行ではなくてNHE共々やってきていた1800+4000の5両編成の臨時急行です。
午前は下りが客扱いで上りは回送。午後は逆のパターンでした。当時の夏季輸送特別ダイヤを見ると本数が多くて驚きます。昭和45年の朝一の下り快速急行だけがABF運用になってました。見たかったし、撮りたかったです。

1971年の夏の撮影です。鵠沼海岸-片瀬江ノ島間です。1854のようです。

ネガがボロボロなのでひどい画像はご容赦ください。下りが回送なのは午後の画像ということになります。こちらは番号読み取れずですみません。

種別幕はちょっと色を変えてみました。本当はNHEには種別幕が当初からありましたので○急板は使っていなかったハズです。