私もこの車両には現役時代に乗ったことも見たこともなかったので、九州時代の姿や塗装の方が記憶に残っています。
相模大野工場に戻ってきた時のお披露目会に参加出来たのがとても印象に残っています。

九州から帰ってきた後の姿でのお披露目式です。後ろに写っている電車は全て姿を消してしまいました。1982年9月に戻ってきてます。

復元後の姿です。復元完成は1983年3月でした。

保管場所ではこの車両だけが最初に見学できますが、ちょっと寂しい感じがします。

運転士さんの椅子はまたがる感じですね。座布団は必須だったかと思います。私の昔の記憶は電車の運転士さんというと小脇に小さな座布団を持っているという印象が強いです。

扉は手動なので扉SWは無いです。

当時の雰囲気が伝わる良い展示方法で、車内には入れないのでジャングルジム化は防げるかと思います。
小田急に帰ってきて40年経っていて、更にこの車両形式自体は昭和2年2月に完成してますので95歳です。今後も大事にして頂きたいと思います。
もう一回このシリーズ継続します。