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小田急と江ノ電の記録鉄のブログ

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江ノ電600形の運転台はどう変わったのでしょう?

昨日のコメントで600形は世田谷線から譲渡の後でブレーキ弁も変わってますよとのお知らせがありましたのでちょっと比較してみましょう。
マスコンは変わっていますね。一目瞭然です。回転角度の大きなこのマスコンが好きだったのですが、変わってしまいました。
600形を外からかなりの枚数撮影しているのに、江ノ電時代に乗車して車内を撮ったものが無いのが悔やまれます。
世田谷線に1067mmになったまま里帰りした601を宮坂で撮影したのも11年前になってしまいました。

19700708-1-89.jpg

1970年7月8日の撮影です。世田谷線89の撤去前の運転台です。半世紀前ですね。

19700708-2-89.jpg

89の鎌倉方から江ノ島方を向いて撮影したものです。

IMAGE0101-1.jpg

マスコンは世田谷線のままで使用開始したみたいです。ブレーキ弁はこの時点で変更済み??

20090110-2.jpg

江ノ電仕様になって更にマスコンが取り替えられた運転台です。

コメント

少なくとも603のブレーキ弁は変わってますね

小田急指令掛川さま

やはり603のマスコンを見上げたような画像と、今回の89号整備中と営業開始直後の画像を比べると、ブレーキ弁が変更(改造?)されていますね。
603画像では:上からハンドル差し込み部、電気接点部(半月形)、ナットで締め付け部分、回り弁部、脚台部(パイプが接続されている)になっていますが、
89画像・営業開始画像では:上からハンドル差し込み部、長い首部分、ナットで締め付け部分、回り弁部、脚台部になっていて、これはまさしくM-18形です。
電気接点部を追加改造したものと思いますが、なぜか601号保存車では、もとのM-18形に戻っているように見えます。江ノ電での廃車時に予備部品として確保したのでしょうか。
電気接点部の追加改造したと思われるブレーキ弁の形式はわかりませんね。ME-18ではないでしょうねぇ。
マスコンについては、HLからAL(間接非自動制御から、間接自動制御)に変更されたということなのでしょう。そうすると制御器本体も変更されたということなのかと思いますが…。今ひとつよくわからないですね。

  • 2020/10/08(木) 00:50:12 |
  • URL |
  • すぎたま #y807OcCo
  • [ 編集 ]

すぎたま様、こんにちは。

詳細な分かりやすい解説ありがとうございます。このようなマニアックな部分が趣味として楽しいので注目して頂いたことに感謝申し上げます。
また、最後まで残った601+602(651)を調べていきたいと思います。

  • 2020/10/08(木) 12:12:55 |
  • URL |
  • 小田急指令掛川 #CFYjdUfo
  • [ 編集 ]

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