今回調査した内容に補足出来る方がおられましたら、お手数ですがコメント頂ければと思います。
宜しくお願い致します。
「丹沢号」は1956年秋に初の設定がされて、土曜日の夜の下り、日曜朝の下り、日曜午後の上り2本が運転されていたようです。鉄ピクの小田急特集などを見ると臨時で運転されたために、種々雑多な形式が使用されたようです。
そして1967年11月6日の改正以降は急行と同じ停車駅になったとのことです。その前の停車駅が不明なのですが。。。
1982年7月12日の改正以降は休日の朝の下りのみになりました。そして1984年で運転終了というのが確認されたのですが、その後の1987年以降に日曜日、新宿7:11発急行小田原行きが「丹沢号」として運転されていたようです。
私は、まず1982年7月2日(金曜日)と7月3日(土曜日)に夜間の「丹沢号」の最後を撮影していました。運用記号は123でした。
これは2600又は5000の6両になります。

1982年7月2日の新宿方。

1982年7月2日の小田原方(通過表示灯点灯)。

1982年7月3日の新宿方。

1982年7月3日の小田原方(通過表示灯点灯)。
1982年7月18日の初の改正後の休日ダイヤから新宿7:51⇒新松田9:17の前4両が「丹沢号」新松田行き、後ろ6両が急行片瀬江ノ島行きになり、先頭の表示は丹沢号HMで急行新松田。後ろ側は急行片瀬江ノ島(この当時は江ノ島)/新松田の引掛け行き先サボを掲出するという非常に珍しい列車になったのです。運用記号はB9・95(5000*6と9000*4)でした。

小田原方が丹沢号9000*4です。

新宿方が分割サボ付きの5000*6です。
それから1983年3月27日の改正でずっと使われてきた列車番号が2501レから6001レに変わり新宿発車時刻は同じながら、運用記号がB8・89(5000又は8000*6+9000*4)になりました。
1984年4月1日改正では時間と列車番号は変わらず、運用記号がE1(9000*6)になりましたが、特殊急行「丹沢号」の表記はダイヤに残りました。

1985年3月17日改正では列車番号が1901レになり運用記号はE15(9000*6)で時刻も新宿7:51発ながら、HMが付いたかどうかが不明です。
更に1987年3月29日の改正で列車番号1013レで新宿7:11発小田原8:42着の列車で「丹沢号」が運転されたらしいのですが、これも詳細は不明です。この時の運用記号はB19(5000*6)でした。
小型の丸いHMで丹沢号の新デザインが投稿されたサイトのがを見ましたが、この画像は10両で後部にhHMが付いてました。
ということで、ダイヤグラムを引っ張り出して検証したのですが、何時まで「丹沢号」がHMを掲出して走行していたのか詳細が不明という情けない調査結果となりました。
冒頭に書かせて頂いたように、何か詳細をご存知の方はコメントを頂ければと思います。
宜しくお願い致します。