車体傾斜制御や操舵台車の採用などかつて小田急の技術員の皆さんが諦めずに開発を継続してきた成果がこの電車に結集されていると言っても過言ではないでしょう。しかし、わが身を振り返っても技術屋っていうのは色々と自慢したくなってしまうもので、今になってみると相当投資して実現した案件でもメンテナンスに費用がかかったり、手間が掛かったりすると一転して嫌われ者になってしまう場合が多々あります。VSEがそうだとは言いませんが、登場から17年になるところで、今のままでいられるというのは難しくなりつつあるのかもしれません。これはあくまでも個人的な考えです。
画像は全て2004年12月27日撮影です。現在に至るまで毎年どんなVSEを撮っているのか続けてみたいと思います。

試運転に出ようとするときってドキドキしますね。

海老名の構内にはこんな車両も留置してありました。

LSEはこの塗装です。





しばらく続きます。